7日目 |
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気が付いたら3時半。仕方ない、今日は徹夜だ。
4時半になって、寝ている友人2人に書置きを残し1人で宿を出る。 まずは朝市へ。まだどこも開いてないか。後でまた来よう。 朝の函館駅を見る。寝ている人が随分といる。 流氷さんはここで寝たのか。 これなら寝袋がなくても野宿出来るんだろうな。 続いて土方歳三最期の地碑を目指すが、 道を間違えたのであうん堂ホールを目指す。 でも、見当たらない。 後で見たら、「るるぶ'01〜'02」の地図が間違っていた。 結局あうん堂ホールにはたどり着けず、再び最期の碑を目指す。 土方歳三には結構思い入れがあったので是非行きたかったのだ。 碑に手を合わせながら土方の最期の逸話を思い出し、 しばし感傷に浸る。 ただし、そばにあった解説文には書いてなかった事だが。 そろそろ6時、再び朝市に向かう。 最初に目に付いた店でカニを試食。う、うまい。 その店で朝食をまだ食べてないと話すと、 「道南食堂みたいな所は混んでて大変だよ。いい店紹介してあげる」 と近くの店に連れて行かれる。 イカ刺し定食を頼んだが…。イカはおいしかった。要するにいまいち。 店の名前さえ今となっては忘れてしまった。 やっぱりガイドブックに載ってるような店に行く方が良かったようだ。 函館に行く予定の人は気を付けましょう(←偉そう) それから市電に乗って谷地頭温泉へ。 市営谷地頭温泉まで歩き、朝の入浴〜。あ〜癒される。 あがったら、雨が降ってきた。仕方ない、連続テレビ小説でも見るか。 しばらくして雨が上がった。今だ、と出発。歩いて立待岬へ向かう。 途中で市営墓地を抜けながら、啄木一族の墓等を見る。 岬に到着して間もなく、また雨が降ってきた。 雨宿りをしようと屋根のある所に逃げ込む。 すると親切そうな男性が来た。「車乗りますか?」 どうやら墓地の中を歩いてる時から一緒だったらしく、乗せてもらう事に。 関東の人で、北海道をレンタカーで旅行中らしい。 結局宿まで送ってもらった。 流氷さんに電話した所、やっぱり帰るらしい。残念。 雨がすぐ止んだので3人で出かける。市電を使って金森倉庫群へ。 七財橋から写真を撮って、歩いて元町へ。 八幡坂を登って、旧函館区公会堂を見る。 またもや雨に降られ、お土産屋で雨宿りをした後、ハリストス正教会へ。 やっぱり工事中だ。でもせっかくだから上から見るか。 ということでガーデンハウスCHACHAでティータイム。 パスタはいまいちのようだがケーキとコーヒーはおいしかった。 でもこういう店ってカップルで来るもんだよな、普通(泣) ま、見晴らしが良いからいいって事で。 それからカトリック元町教会に入り、お祈り。 長崎の大浦天主堂も良かったが、ここはもっと好きかな。天井とか。 近くだったのでレイモンハウスを外から見る。 次に基坂を登り、元町公園、写真歴史館を見る。 少し歩いて、中華會館へ行き、友人2人は300円払って中へ。 僕は金がないので散策を開始。 グリーンゲイブルズで写真を撮り、旧イギリス領事館を見て、 生田ガラス館をじっくり見て、相馬株式会社等のレトロな街並みを撮影。 ようやく友人から電話が。合流して、大きい荷物を取りに宿へ。 もう2時を過ぎていたので昨日のおじいさんにグチグチ言われる。 もう2度と来ないな、と確信。 歩いて駅前のラーメン屋、「海峡」に入る。 塩ラーメンが美味しい。やっぱり函館は塩だな。塩の香りが違う。 札幌の「宇明屋」とは比べ物にならない(苦笑) 駅のコインロッカーに荷物を預け、五稜郭に行こうとしたが、 港祭りの影響で交通規制があり、 市電は途中で止まり、バスも迂回ルート。 梁川町のバス停から歩いて五稜郭タワーへ。 タワーを上ったが、う〜ん。 五稜郭の全景が見えることは見えるが、 写真に収められる大きさではない。 やっぱり高さが足りないな、これは。やや不満。 バス停に戻る途中にカチューシャに寄る。 ピロシキとロシアティーを注文。うん、おいしい。 ピロシキはまわりがサクっとして、中はホカホカしてて、肉も合ってる。 ロシアティーにはバラの花びらのジャムが付いてきた。 店員さん曰く、入れて飲んでもジャムを食べながら飲んでもいいらしい。 ジャムを口に含んだまま紅茶を飲むとジャムの甘味が紅茶とよく合う。 再びバスに乗って6時頃、函館山ロープウェイで山頂へ。 まだ明るいが、どうにも展望台は雲の中。 写真を撮ろうと三脚を広げて待つが、一向に晴れない。 いつのまにか日も沈んで、あきらめて三脚をしまう。 しばらく待つと8時頃から徐々に晴れ始めて、 9時前に晴れたので写真を撮ろうとしたが、 晴れたり曇ったりなので三脚を出す訳にいかず、 根性の手持ち1秒露出!と無茶をして撮影。 雲が晴れる度に展望台中の人達から歓声があがっていたのだが、 フラッシュ撮影はやめてくれ。意味無い上に雲が白く写り込むってば。 時間も無くなって腹も減ったので、 夜景の見えるレストランジェノバで夕食。 最後に残った窓際の席に座れて、ステーキピラフを食す。 明らかにこっちの方が展望台よりも夜景が綺麗に見える。 少し低い所にある分、雲よりも下に来れるのだろう。 それからバスで函館駅へ。 荷物を持って青森行きのフェリーが出る北浜埠頭へ。 2、3km歩いたところでようやく到着。 手続きを済ませて23時30分発のフェリーに乗る。 さよなら北海道。また来よう。しばしの睡眠。 |
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